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アルコール性肝障害について

疫学

アルコール含有飲料の過剰(大量)摂取により生じる肝障害の事です。
戦後日本では一人あたりのアルコール消費量が増加し、アルコール性肝障害が増加してきました。現在日本では300万人以上の方が発症しているのではないかと予想されています。

病態、症状

アルコールの過剰飲酒により最初に脂肪肝が起こります。脂肪肝だけでは特に自覚症状はありません。そしてそのまま過剰飲酒を継続すると、約20%の方にアルコール性肝炎が発症すると言われています。肝炎を起こすと、肝機能(AST、ALT)上昇、黄疸(皮膚が黄色になる)、発熱、嘔吐、下痢などを伴います。重症例では意識障害を起こすことや死亡することもあります。また、長期に大量飲酒をすると肝臓が硬くなる肝硬変や肝がんを発症することもあります。

治療

禁酒が基本です。血液検査で軽度の肝機能異常だけだったとしても気付いた時には肝硬変に陥っていることもあります。禁酒できるかどうかが生命予後に関わります。


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